良いコンサルタント会社は、どんなコンサルタント会社なのでしょうか。
私たちは、大規模修繕のプロフェッショナルとして、業務を最後までスムーズに行える能力を保有するコンサルタント会社だと考えています。
ただ、実績や技術力などの能力はもちろん重要な要素ですが、コミュニケーション力が全てのベースにあることが不可欠です。
なぜなら、大規模修繕を成功させるためには、管理組合の方々を始め、マンション住民のみなさまとの信頼関係を築くことができなければ、うまくいかないケースが大半だからです。
そのため、大規模修繕をご計画中の管理組合の方は、ヒアリングやプレゼンテーションの際に、弊社の担当者に問題点や不安点を納得いくまでご相談ください。
その結果、弊社の実力やみなさまとの相性をご判断頂きたいと考えています。
私たち匠設計は、信頼のおけるコンサルタント会社として、管理組合の立場にたって、皆様のマンション大規模修繕コンサルティングをお約束します。
※匠設計は大阪府分譲マンション管理・建替えサポートシステムのアドバイザーや、大阪府下の各市からの依頼によりセミナーを随時開催しています。また、ご要望があれば、勉強会を無料で実施させて頂くことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
匠設計における大規模修繕工事計画の一般的な流れは、下図のように「劣化診断調査→基本設計→施工業者選定→工事監理(着工~竣工)」となります。
工事時期は一般的に「春(3~6月)」「秋(9~12月)」の2パターンになります。工事期間中エアコンが使えない日があったり、気候によって施工品質に影響が出る場合があるため、夏・冬を避けて、住民の方々の生活や品質に支障がない時期を設定しています。
施工業者の選定・修繕積立金の取崩には総会による承認が必要です。定期総会で承認を実施するのか?臨時総会を開催するのか?などもスケジュール上、重要なポイントです。
また、「工事時期は決まっているが、いつまでにコンサルタントを決定しなければいけないのか?」「今からコンサルタントの選定を行ったら、いつ工事が始まって、いつ工事が終わるのか?」など、どんな些細な質問であっても、ご相談頂けましたら、現地確認の上、スケジュール案をご提示させて頂きます。
最も大切なことは、補修・改善が必要な部位を適切な方法で直すことです。
そのためには、劣化診断調査を行い、その結果を分析・検討しなければいけません。匠設計では十分な事前調査を行った上で、劣化診断調査を実施しております。築年数・立地条件・使用材料等により必要な調査項目が異なります。
建築工事において、着工後の「変更」「増額・減額」はどうしても避けられません。
それは大規模修繕工事でも同じです。足場が無ければ調査出来ない部分・表面の仕上げで隠れていて調査出来ない部分などがあるからです。しかし、度重なる「変更」「増額」があっては、予定工期内に工事が完了しなかったり、予算をオーバーしてしまったりすることにもなり兼ねません。匠設計では、これまでの経験を踏まえ、着工後の「変更」「増額」を最小限に抑えるために、想定される問題点を設計段階で全て洗い出し、事前に十分検討を行います。
修繕委員会や理事会のみなさまとお打合せをしながら、計画を進めていくのですが、委員・役員以外の方々にも工事内容を知って頂かなくてはいけません。特に、工事前後で見た目が大きく変わるところや、使い勝手や掃除の仕方が変わるところについては、前もって知って頂く必要があります。そのため、「どう変わるのか?」「なぜ変えなければいけないのか?」をご理解頂くために、住民説明会の開催や説明資料の配布を行っています。(周知の方法はお打合せの上、決定します)
工事監理は設計担当者に加えて、現場経験豊富な監理担当者が重点監理で工事の品質をチェックします。各工種の初期の段階で、仕様書通りの施工がされているかどうかをチェックする事はもちろんのこと、仕上がりの良し悪しを判断し、施工業者の現場代理人に対して的確に指導を行うことが出来ます。
工程ごとに監理者検査を行います。また、併せて抜き打ち検査を行うことで品質の確保をお約束します。特に、躯体補修など、竣工後に隠れてしまう部分の検査を入念に行います。
匠設計のコンサルタント費用は国土交通省告示第15号をベースに、業務に掛かる実労働日数×単価(円/人日)で計算しています。(「工事費の何%」や「住戸数×単価」という計算方法ではありません。)見積のご依頼を頂きましたら現地調査の上、お見積もりをさせて頂きます。